ご存知でしょうが、ナイル川の源流は大きく青ナイルと白ナイルに分かれます。
流れる水の色でそう呼ばれているというより、濁った水とそんなにも濁っていないくらいの違いです。日本の清流から想像してはいけません。
グーグルアースを見ると青ナイルはエチオピアのタナ湖から流れ出て南へエチオピア高原を穿ちながら流れ次第に西方、次に北方へ流れを変え、スーダンとの国境を超えると緩やかになります。その国境の手前にサテライトでもわかるくらいの人工物が見えます。それがこのダムです。貯水量は徳山ダムの100倍というから巨大ダムです。中国の三峡ダムと同じに見えるのは目の錯覚でしょうか。
そういやあ、エチオピアはアフリカの中で最も経済成長率の高い国です。