線虫の嗅覚を使い早期癌を見つけるという検査がそろそろ実用化されます。
昔々、犬がガン患者を見分けるという話がありました。結局、犬にも鈍臭い奴がいるから実用化されませんでした。
その頃、東大の医動物で線虫の嗅覚を研究している先生がいました。
HIROTSUバイオサイエンス | 線虫がん検査に関する世界最先端の線虫行動解析技術
苦労して九大の助教の職を得たころ、動物を使ってガンを見分けることに興味を持った外科医が門を叩きました。
http://www.jichi.ac.jp/openlab/newsletter/letter98.pdf
ちゃちゃと研究が進み2015年に線虫C. elegansの嗅覚を応用した早期がん検出法の開発が発表されました。
そして、特許を取得、ベンチャーを立ち上げました。特別増資をしていま資本金16億円です。
感度85%、特異度95%というからスバラスィ検査法です。検査が陽性ならどこかにガンができていることになります。しかし、早期なら探しまくってもどこのガンかわからないかも。ガンが大きくなるまで待つことになる。
さあ、どう化けるか見ましょう😁