ご存じでしょうが、今年から車体のレギュレーションが変わり、グラウンドイフエクトを空力に使っています。
車体を下げると空力は増しますが、ポーパシングという特有の上下動がおきます。
この現象が顕著に現れたチームがバクーの後、FIAになんとかしてーと訴えました。メルセデスとフェラーリです。ドライバーの身体が持たへんで。
これに対して、マックスは初めからわかってたことだで、チームの問題だわ。
この二つのチームは特にメルセデスは車体作りに失敗したから、レギュレーションを変えろやと前代未聞の訴えをしたわけです。
FIAの決定は上下動のGをモニターして限度を超えたら黒旗を振る。
FIAは二大メーカーの難癖をうまくかわしました。
トップを張るにはパーフォマンスを取るしかないのですが、そうすると上下動がひどくなるわけで、ハミルトンは腰を押さえて痛そうにしていました。ラッセルは若いからでしょうかそれほどでもないようです。
今年も早いもので22戦のうち9戦目のカナダです。
レギュレーションを変えた目的は未だに達成されていません。