マイナンバーで他人の住民票が発行されたという話を聞いて驚いた。
なぜ驚いたかというと、まともなシステムなら起きない事象だから。
ふつうデータベースへのトランザクションは排他制御されます。アクセスが集中した時やデータベースが異常終了した時に備える仕組みです。排他制御とは、あるトランザクションが実行中にその対象データをロックして他のトランザクションがアクセスすることを禁止します。そうやってデータの整合性を保つわけです。いくらアクセスが集中しても待たされるだけです。タイムオーバーで落ちることがあっても他の処理と入れ替わることは絶対に無いです。
それを、たまたま間違ったのだろうと静観したデジタル庁って、ITリタラシー無い人の集まりですか?
富士通さんよりデジタル庁の方が心配だわ。